- 2015-3-8
- スピリチュアル
(出典:http://www.kotaku.jp/2012/11/have_a_good_night.html)
以前、幽体離脱のやり方をこちらの記事「わかりやすい幽体離脱の方法とやり方まとめ」で紹介しました。
しかし、こちらの記事でも指摘をしましたが、「幽体離脱はすべてリアルな夢を見ているだけなのでは?」という疑問があります。
そこで、今回は幽体離脱と夢の違いについて分かりやすくまとめてみました。
目次
幽体離脱と体外離脱
幽体離脱とは、幽体(魂)が肉体から抜け出る状態を言います。
しかし、昔から「幽体(魂)なんて存在しないんだ」「ただ単に夢を見ているだけだ」という批判も多くあります。
どちらも、意識が肉体から抜け出る(ような)体験であるため、両者を区別するためにリアルな夢での体験を「体外離脱」と呼んでいます。
つまり、
幽体離脱⇒幽体(魂)が抜け出る状態
体外離脱⇒リアルな夢(幽体が抜け出てはいない)
です。
このページでは、幽体離脱もあるけど、体外離脱もあるという立場で解説を進めて行きますので、留意してください。
体外離脱と明晰夢(めいせきむ)
(出典:http://sasaki0.blog23.fc2.com/blog-entry-284.html)
リアルな夢としての体外離脱を理解するうえで重要なキーワードが明晰夢(めいせきむ)です。
明晰夢(めいせきむ)とは、リアルな夢のことで、ウィキペディアによれば
睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。
(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%99%B0%E5%A4%A2)
となっています。
夢の内容を自分でコントロールできるため、「エロイ妄想も自由自在なのか!?」とネットで話題になったりもしました。
また、明晰夢に関する書籍も多数出ていますので、一部を紹介しておきます。
『幸せになる明晰夢の見方』イースト・プレス
『明晰夢―夢見の技法』春秋社
体外離脱もこの明晰夢(めいせきむ)の一種で、「幽体離脱をしたい」という思いが自分の夢を無意識的にコントロールして起こるのではないかと言われています。
幽体離脱は夢なのか?
(出典:http://news-labo.net/baseball/?p=8591)
この問題を解決するのが難しいのは、仮に幽体離脱があったとしても、なかったとしても、それを証明する手段が無いと言う点に尽きます。
また、仮にすべてが明晰夢(めいせきむ)だったとしても、その人が見ている夢を外部からチェックする機械でも発明されない限りは、本当の意味での証明は難しいと思います。
しかも、ややこしいことに、幽体離脱と体外離脱を行うための方法はほぼ同じです。
両者とも、肉体の力を抜き、意識だけがある金縛り状態に持っていくことが求められるため、見た目で幽体離脱と体外離脱を区別することは出来ません。
しかし、幽体離脱も体外離脱もやったことがある経験者としては、夢である体外離脱と幽体離脱はいくつかの点で違いがあることも事実です。
ですから、このページでは、「幽体離脱はある」けど、うっかりして寝ちゃうと「体外離脱になる」こともあるという立場で解説をしています。
もちろん、信じるか信じないかはあなた次第です!
幽体離脱と夢の違いを見極める方法
前置きが長くなってしまいましたが、ここからは幽体離脱と夢の違いについて、経験を元に紹介して行きたいと思います。
少し浮世離れした話も含まれますが、あくまでも経験したことをベースに解説していますので、その点はご容赦ください。
見極め方1:現実の反映
(出典:http://blog-imgs-19.fc2.com/y/o/s/yosikage/20070220001635.jpg)
幽体離脱は、現実的に、肉体から幽体(魂)が抜け出る現象ですから、そこで見えるものは全て現実と同じものになります。
たとえば、部屋に置いてある家具などの位置や、ごみ箱の中身などは現実と一致しますし、幽体離脱中に見た他人の動きや発言はすべて実際に起こっている出来事です。
しかし、夢の一種である体外離脱の場合には、現実との齟齬(そご)が見られます。
たとえば、カレンダーが32日まであったり、持っていない洋服があったり、自分にとって都合のよすぎる美女(美男)がいたりなどなど、現実では起きていないことが起っていれば体外離脱です。
見極め方2:共通体験
(出典:http://plusbox.co.jp/shukyaku/naibuseo/metakeywords/)
幽体離脱が終わった後でしか確認できませんが、幽体離脱と夢を見極める方法として手っ取り早いのが「共通体験」です。
幽体離脱が出来る人間を何人か集めて、時間を決めて同時に幽体離脱を行います。
幽体離脱中にキーワードを決めておき、幽体離脱が終わった後に、その人たちと幽体離脱中に決めたキーワードを確認しあいます。
もし、幽体離脱が出来ていないのであれば、そのキーワードを正確に言うことが出来ません。
幽体離脱を出来る人を集められないのであれば、幽体離脱中に家族や友人のところに行き、着ている服や、やっている行動などを確認し、覚醒後に本人に確認するという方法があります。
見極め方3:空間転移
(出典:http://portal.nifty.com/kiji/120427155179_1.htm)
ここからは浮世離れした内容になってしまいますので、紹介するべきか悩みましたが、経験を元にした話として紹介しておきます。
幽体離脱の醍醐味は何と言っても「あの世」が見られることです。
幽体離脱中に、あの世へ行くには、道案内をしてくれるガイドが必要になります。
ガイドは、いわゆる守護神や守護霊と呼ばれる存在で、ガイドの導きによってそちら側の世界に行くことが出来ます。
このように書くと「やっぱり夢か妄想の類では?」と言われてしまいそうで書くか迷ったのですが、幽体離脱中に見るガイドの質感は現実以上のリアリティがあります。
体外離脱は夢ですから、自分の想像や経験の範囲でしか物事を見ることが出来ませんが、幽体離脱中にはそれを超えた体験をすることが出来ます。
見極め方4:自分の姿
(出典:http://nekopunch-rena.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-7cf9.html)
こちらも浮世離れしたものですが、念のため紹介しておきます。
幽体離脱中は、幽体(魂)が持つ本来の姿に戻るため、現実の肉体と違う姿になります。
イケメンになったり、ブサイクになったり、という変化もありますが、性別が入れ替わったり、見た目の年齢が大きく変わったりする人もいます。
もちろん、肌の色や髪の毛、目などの色が変わることもあります。
幽体離脱中は、毎回同じ姿になるので、もし前回に幽体離脱した時と違う姿の場合は体外離脱だと判断していいと思います。
幽体離脱と夢の違いまとめ
(出典:http://plaza.rakuten.co.jp/visionarylife/diary/200711060000/)
最後の方はかなりアヤシイ内容になってしまいましたが、見極め方1と2はかなり現実的な方法だと思います。
目が覚めた後にしか確認できないという弱点はあるものの、確認することが出来れば「幽体離脱が出来た」という実感を強く持つことが出来るのではないでしょうか?
もちろん、見極め方3と4も覚えておいて頂ければと思います。
記事の冒頭でも紹介していますが、幽体離脱のやり方は「わかりやすい幽体離脱の方法とやり方まとめ」で紹介していますので、併せて参照してください。