【知って得する】正しい神社の参拝方法はこれ!

神社の参拝方法

(引用:wikipedia)

最近、多くの神社がパワースポットとして注目を集めていますが、みなさん適当に参拝してしまっていませんか?

神社はもともと「信仰」の場所で「観光」の場所ではありません。

観光で神社に訪問することを否定する気は全くありませんが、神聖な信仰の対象である神社に赴くのであれば、きちんとした作法を身に付けていくことも大切です。

そこで、今回は正しい神社の参拝方法を紹介して行きたいと思います。

神社参拝の基本のキ

神社の参拝方法01
(引用:wikipedia)

細かい説明の前に、まずは参拝の大まかな流れを紹介したいと思います。

  1. 鳥居をくぐる時に一礼する
  2. 参道は端を歩く(中央は歩かない)
  3. 手水舎へ行き手と口を洗う
  4. 拝殿へ行きお賽銭を入れる
  5. 鈴があれば鳴らす
  6. 参拝する(二礼二拍手一礼)

上記が大まかな流れになりますので、これから詳しく一つひとつ解説して行きたいと思います。

鳥居をくぐる時に一礼する

神社の参拝方法02
(引用:wikipedia)

神社の入り口には必ず鳥居がありますので、鳥居をくぐる際には必ず一礼しましょう。

というのも、神社は神様が住んでいる家のようなものです。他人の家にあがるときには「お邪魔します」というのと同じでそれなりの礼儀というモノがあるのです。

それが鳥居をくぐる時に一礼することに該当します。

道の右側を歩くのであれば右足から、左側を歩くのであれば左足から鳥居に入るようにしましょう。

参道は端を歩く(中央は歩かない)

神社の参拝方法03
(引用:http://studiocovo.com/?p=375)

場所によって若干ルールが違うのですが、伊勢神宮をはじめ多くの神社では参道を歩く際には、中央では無く端を歩くように言われます。

これは、参道の中央は「正中」と言い、神様が歩くための道とされているためです。

そうは言っても中央を横切るようなケースもあると思いますが、なるべく中央を避けて歩けば良いのであって必ず守らなければならないわけではありません。

また、先ほどの鳥居をくぐる際にも、中央では無く端で一礼するようにしましょう。

手水舎へ行き手と口を洗う

神社の参拝方法04
(引用:wikipedia)

手水舎は、「ちょうずや」「ちょうずしゃ」「てみずや」「てみずしゃ」など様々な名前で呼ばれていますが、神社へ参拝する人が身を清めるための施設です。

一般的な作法は以下の通りですが、文字だけですと難しいので動画も併せてチェックしてみて下さい。

  1. 一礼する
  2. 右手で柄杓を持ち、水をすくう
  3. 左手を洗う
  4. 柄杓を左手に持ち替える
  5. 右手を洗う
  6. 柄杓を右手に持ち替える
  7. 左手の掌に少量の水をため口を漱ぐ(音は立てない)
  8. 左手で口元を隠して水を吐き出す
  9. 左手をもう一度洗う
  10. 柄杓の首をやや立てるように傾け柄の部分を水で流す

拝殿へ行きお賽銭を入れる

神社の参拝方法05
(引用:wikipedia)

拝殿へ行きお賽銭を入れます。
もともとはお米などを奉納していたのが中世以降に金銭を入れるようになりました。

賽とは神様から福を受けたことに対して感謝するという意味がありますから、お賽銭を投げ入れるような不作法はしてはいけません。

感謝の気持ちを込めてそっと賽銭箱に入れましょう。

金額については、「ご縁がありますように」という縁起を担いで5円玉や50円玉を入れる人もいますし、1万円札を入れるような人もいますが、感謝の気持ちがあれば金額は気にすることはありません。

鈴があれば鳴らす

神社の参拝方法06
(引用:wikipedia)

一般的に鈴を鳴らすことで「神さまへ呼びかける」という意味のほかに「魔除けや清め」の意味があります。

あまり大げさに鳴らすのではなく1回だけ静かに鳴らしましょう。

この鈴を鳴らして拝むというスタイルは戦後になって定着した作法のため、出雲大社などでは拝殿に鈴はありませんし、鈴が無い神社も多くあります。

参拝する(二礼二拍手一礼)

一般的な参拝方法は「二礼二拍手一礼」です。
2回おじぎをし、2回手を叩き、もう1回おじぎをします。

出雲大社では、「二礼四拍手一礼」です。

神さまへのお願いは最後の一礼のときに心の中で念じるのが一般的に言われていることです。

が、しかし・・・!

ついつい「仕事がうまく行きますように」「素敵な出会いがありますように」「お金持ちになりますように」と色々とお願いしてしまいますが、「感謝の気持ち」を伝えることこそ大切なことです。

あれもこれもと神さまにお願いするのではなく、日々の感謝をお伝えすることが作法です。

最後の一礼の時に「自分の氏名・住所」と「感謝の言葉」をお伝えするようにしましょう。

神社の作法 まとめ

神社の参拝方法07
(引用:wikipedia)

最後にもう一度、大まかな流れを確認しましょう。

  1. 鳥居をくぐる時に一礼する
  2. 参道は端を歩く(中央は歩かない)
  3. 手水舎へ行き手と口を洗う
  4. 拝殿へ行きお賽銭を入れる
  5. 鈴があれば鳴らす
  6. 参拝する(二礼二拍手一礼)

いろいろと作法がありますが、あまり難しく考えすぎる必要はありません。
もし、あなたが友達の家に遊びに行ったとき、その家で大声を出したり、騒いだりするような迷惑なことはしませんよね?

神社も同じです。

神さまに失礼のないように、大声を出したり、騒いだりするようなマネをしないようにすれば自然と作法にかなった行動が出来ると思いますよ。

この記事の著者

麻倉蒼衣

麻倉蒼衣は「スピたま」を運営しているスピリチュアルサロン「蒼色庭園」のチーフセラピストです。

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