- 2015-3-3
- スピリチュアル
幽体離脱と言えば、オカルトやスピリチュアルに興味が無くても、一度は経験してみたい不思議体験の筆頭ですよね。
「本当に魂なんてものがあるのか?」
「そもそも幽体離脱なんて現象があるのか?」
「単に夢を見ているんじゃないの?」
と言った意見もありますが、今回は反対意見も押さえつつ、霊能者がおすすめする幽体離脱の方法とやり方を分かりやすくまとめてみました。
目次
幽体離脱ってナニ?
幽体離脱とは、生きている人間の肉体から魂が抜け出る心霊現象を言います。
諸説あるため、便宜上「魂」という言葉を使っていますが、人によっては人間の「意識」と言ったり「心」と言ったり「霊魂」と言ったりします。
意味するところはどれも一緒なので、このサイトでは「魂」と表記します。
さて、この「幽体離脱」ですが、ややこしいことに「体外離脱」というものも別にあります。
「体外離脱」というのは、「幽体離脱なんて夢の一種だよ」と主張している人々が、使っている言葉です。
体外離脱と明晰夢(めいせきむ)
体外離脱とは、簡単に言うと「超リアルな夢(明晰夢)」を見ることで、まるで肉体から意識が出てしまったかのような体験をすることです。
しかし、もちろん夢ですから、実際に魂が肉体から抜け出ているワケではありません。
幽体離脱を否定する人たちは、「幽体離脱は、体外離脱であって、魂なんて存在しないし、抜け出ることも無い」と主張しています。
しかし、幽体離脱と体外離脱どちらも、体験した本人から見ると同じ事が起こっているように見えるため、「幽体離脱なのか」「夢なのか」を見分けるのは、結構難しいことになります。
別の記事にて、「幽体離脱と夢の見極め方」を紹介しますので、気になる人はそちらの記事も併せてお読みください。
なお、この記事では「幽体離脱はある」「体外離脱もある」という前提で話を進めて行きます。
幽体離脱の方法とやり方
前置きが長くなってしまいましたが、霊能者がおすすめする幽体離脱の方法とやり方を紹介して行きたいと思います。これでやれば確実に幽体離脱ができるわけではありませんが、最も成功率の高い方法だと思います。
幽体離脱のやり方は、このページで紹介している方法以外はダメというワケではありませんので、他のやり方でも構いません。
まずは、簡単に手順を紹介しておきます。
- リラックスする
- 体の力を抜く
- イメージを追う(意識の力を抜く)
- 耳鳴りがする
- バイブレーションと金縛り
- 抜ける(幽体離脱する)
ちなみに、体外離脱もやり方は同じです。
手順1:リラックスする
(出典:http://sasaki0.blog23.fc2.com/blog-entry-284.html)
まずは、リラックスした状態を作らなければなりません。
というのも、幽体離脱は、起きている状態と寝ている状態の「狭間(はざま)」の状態になる必要があるからです。
しかし、この「リラックスする」というのが意外と難しいのです。
なぜかと言うと、リラックスしすぎると寝てしまうからです。
人によって寝つきの良さが違うので一概には言えませんが、リラックスして寝ないコツとして「夜では無く、昼寝の時間で行う」「電気を付けて行う」という方法もあります。
焦る必要は、ありませんので、落ち着ける状態を探してみましょう。
手順2:体の力を抜く
(出典:http://plaza.rakuten.co.jp/visionarylife/diary/200711060000/)
リラックスが出来たら、体の力を抜いていきます。
普通は、「リラックスして、体の力を抜いてください」と言われた時、肩の力などを抜いて楽な姿勢になりますが、それだけでは本当の意味で力が抜けている状態とは言えません。
お酒を飲んでベロベロに酔っぱらった人を介抱した経験があれば分かるかもしれませんが、完全に力が抜けてしまっていると、立ち上がらせることも難しくなります。まさにあんな感じが力が抜けている状態です。
身体の力を抜くためには、一気に全身の力を抜くのではなく、右手など小さな部分から順番に抜いていく方法がやりやすいです。
これは催眠術などで「分割弛緩法」と呼ばれている方法です。
まずは、右手の力を抜いて、「右手が重い」と意識の中で何度も繰り返します。もし布団などに横になって行っているのであれば、同時に、右手が布団に沈み込んでいくイメージをします。
これを「左手」「右足」「左足」と順番に行っていきます。
「重い」というと「力が抜けている」とは違う印象を持つかもしれませんが、先ほどの酔っぱらいの例のように、力の抜けた状態は「重い」のです。
さて、この「分割弛緩法」を行っていくと、まるで空気と溶け合って宙に浮いているような感覚になります。
つまり、体の力を抜き続けると「意識」だけが残る状態になって行くのです。
手順3:イメージを追う(意識の力を抜く)
うまく身体の力が抜けると「意識」だけの状態になります。
しかし、この状態は意識がはっきりしているように思えますが、実際にはかなり覚醒レベルが低下していて、寝る寸前になっています。そのため、普通に起きている状態とは違います。
この時に、頭に色々なものが浮かびます。
たとえば、晩ご飯の焼肉が思い浮かんだとします。
この、頭に浮かんだものに対して、「美味しかったな」とか「明日も食べたいな」とかイメージを操作(考えたりすること)してはいけません。
焼肉が思い浮かんだら、何も考えずに「ただ焼肉をみているだけ」です。
イメージを操作したり、何かを考えているという状態だと、「意識に力が入っている」のでよくありません。頭に何かが浮かんでも、ただ単にそのイメージが浮かぶままの状態にしておきます。
そうすると、スライドショーのように次々にイメージが流れていくようになっていきます。
この時は、起きている状態と寝ている状態の「狭間」にいるのですが、そのまま寝てしまうことも結構あります。
おまけ:幽体離脱に使うお香とオイル
(出典:http://www.majyutsudo.jp/)
幽体離脱をしたいと思っても、または体外離脱をしたいと思っても、力を抜くという手順が最も難しく、コツのいる部分です。
「力を抜く」というのは幽体離脱の方法や、やり方の中でも最難関と言っても過言ではありません。
そもそも、力を抜くこと自体が難しいですし、抜きすぎてしまうと寝てしまいます。
そこで、おすすめなのがお香やオイルを使うという方法です。
以前に比べて、アロマテラピーなども普及していて、お香やオイルに限らずキャンドルなども手軽に手に入るようになってきましたので、そういったものを利用するのも良いでしょう。
ただし、幽体離脱をしているときにお香やキャンドルのように火を使うものは危ないので、そういったものを使うときは家族に一声掛けておきましょう。
おすすめなのは、魔術用品を扱っているANNA RIVA(アンナリヴァ)が販売しているマジカルオイル「アストラルトラベル」です。
ANNA RIVA(アンナリヴァ)は、アメリカの魔女が運営しているマジカルショップで、なかでも「アストラルトラベル」は幽体離脱におすすめのマジカルオイルです。
この「アストラルトラベル」は、クセのある香りで、決していい匂いではありません。なので、合わない人もいるかもしれませんので、あしからず。
あまり扱っている通販ショップは多くないのですが、いくつか紹介をしておきます。
手順4:耳鳴りがする
手順3の状態を続けていると「ヴィィィィン」と耳鳴りがします。
これはかなり大きな変化です。
そのため、急な耳鳴りに驚いてしまい、せっかく起きている状態と寝ている状態の「狭間」まで来ていたのに、一気に覚醒(起きている状態)してしまい失敗するケースが多くあります。
覚醒してしまったら、また最初からやり直しですが、一度でも耳鳴りの状態まで来ることが出来ていれば、やり方が分かっているのでそれほど難しくはありません。
また、「ヤッター!!耳鳴りまでキター!!」とか思っても覚醒してしまいますので、気持ちを自然な状態で保つのがポイントです。
手順5:バイブレーションと金縛り
耳鳴りが始まりしばらくすると、今度はバイブレーションが起こります。そして、この時に金縛りになります。
バイブレーションは、携帯電話やスマホのように「ブーン」と体が震えることです。
このバイブレーションも耳鳴りの時と同様に、驚いたり興奮したりすると覚醒してしまうので注意が必要です。
ちなみに、幽体離脱をする際には、必ず金縛り状態になるのですが、いきなり幽体離脱をしてしまい、金縛り状態になっている記憶が無い人もいるようです。
そのため、金縛りの自覚症状がなくても問題ありません(幽体離脱ができていれば、自覚症状がなくても金縛り状態になれています)。
手順6:抜ける(幽体離脱する)
ここまでくれば、あとは肉体から抜けて幽体離脱するだけです。
寝返りをうつように体を動かそうとすると、「ベリベリッ」と音がして魂が肉体から抜け出ます。
イメージとしては、バイブレーションが起こったことを確認したうえで、体を動かそうとすると、肉体は金縛りの状態で動かすことが出来ず、魂だけが動くため抜け出ることができる感じです。
幽体離脱の方法とやり方のまとめ
あらためて、幽体離脱の方法とやり方の手順をまとめると以下のようになります。
- リラックスする
- 体の力を抜く
- イメージを追う(意識の力を抜く)
- 耳鳴りがする
- バイブレーションと金縛り
- 抜ける(幽体離脱する)
3番目の手順まで行くことが出来れば、幽体離脱はあと一歩というところまで来ますので、オイルを使ったりしながら3番目を目指すようにしてください。
また、良く言われている幽体離脱の危険性や、金縛りとの関係性、夢との違い等は別の記事に詳しくまとめてありますので、下記のリンク先をご覧ください。