- 2015-3-16
- スピリチュアル
(出典:http://hiropon.net/cgi-bin/funnypictures/html/suto.html)
守護霊と聞くと、どんな時でも、自分の成長を見守ってくれる存在というイメージがあります。
とは言っても、四六時中そばにいるということは、もはや監視されているようなものという気もしますね。(笑)
さて、書籍やネットなどで守護霊に関する文献を見ていくと、さまざまな人がさまざまな解釈で解説しているため、もはや何が何だかわからない状態になってしまっています。
そこで、今回は様々な人たちが言っている守護霊についての考え方を可能な限り分かりやすい表現でまとめてみました。
守護霊を語る上で欠かせない、指導霊や背後霊、支配霊などについても網羅していますので、チェックしてくださいね。
守護霊とは何か?
(出典:http://www.jtw.zaq.ne.jp/bsc/pic/pic-u-4.html)
一般的に、守護霊というと常に自分を監視し霊的な成長を見守ってくれる存在をイメージすると思います。
しかし、一口に守護霊と言っても、人によって使っている意味が違っているのです。
ある人は、守護霊の霊格は自分よりすこし高い程度の存在だと言いますし、ある人は、守護霊の霊格は非常に高く人間では知覚することが出来ないと言います。
これは、守護霊について語る人が持っている世界観の違いによるものです。
どの人の意見が正しいかは、証明しようのない話ですから、このページでは触れませんが、最後の方でスピたま的な解釈を紹介したいと思います。
用語説明
(出典:ウィキペディア)
守護霊についての説明が難しいのは、何と言っても、同じ言葉でも人によって使っている意味が違うと言う点にあります。
そこで、説明しやすくするために、よく使われる用語を一つひとつ解説して行きたいと思います。
なお、他のサイトや書籍などによっては、当サイトとは言葉の意味が違っている場合もありますので、ご了承ください。
守護神とは?
守護神(しゅごしん)は、守護霊よりも上位の存在で、霊格が非常に高い存在です。
人によっては守護神という言葉ではなく「守護霊」という言葉を使っている人もいますが、ややこしいのでこのページでは守護神という言葉で統一します。
守護霊が一人だけについているのに対して、守護神は複数の人を同時に管轄しています。
守護霊とは?
守護霊(しゅごれい)とは、生を受けた人の霊的目的を達成するための手助けをする存在とされています。
諸説ありますが、「誰でも必ず一人は守護霊がいる」という点は一致しています。
基本的には、霊格は自分自身よりも少し上位の方が担当されていると言われています。
守護霊の霊格はとても高いという説もありますが、その場合には、このサイトでは守護神と言うことにします。
守護霊団とは?
どの説でも「誰にでも必ず一人は守護霊がいる」とされていますが、複数人の守護霊が守護霊団を組んで一人をサポートしているという意見が非常に多いです。
守護霊団の人数は、3人程度という説もあれば、30人程度という説もあります。
背後霊とは?
背後霊(はいごれい)とは、守護霊団の構成メンバーを総称する言葉です。
守護霊団があると言っている人たちの世界観では、複数人の背後霊たちのリーダーを守護霊と呼び、守護霊の下に支配霊、指導霊、補助霊と言った補佐的な仕事をする背後霊がいるとされています。
支配霊とは?
支配霊(しはいれい)とは、指導霊のリーダーです。
守護霊の指示のもとで様々な仕事を指導霊に割り振る現場監督のような存在だとされています。
指導霊とは?
指導霊(しどうれい)とは、支配霊の下で働く背後霊たちです。
守護霊団の中でも、才能をつかさどる霊で、芸術、音楽、技術、学業、研究、スポーツなど専門分野・特定分野において能力をサポートする役目を持っています。
補助霊とは?
補助霊とは、指導霊の仕事をサポートする存在です。
背後霊の中でも最も霊格の低い存在のようです。
類魂(グループ・ソウル)とは?
類魂(グループ・ソウル)とは、自分と一心同体の魂の集団を指す言葉です。
趣味、性格、嗜好、見た目など、全てが一致する霊の集団と言われていて、この集団に属している魂同士は経験や記憶、才能などを共有することが出来るとされています。
守護霊と世界観について
(出典:ウィキペディア)
これまで何度も書いてきたように、守護霊について語る人たちは、人によって微妙に世界観が違っているため、守護霊がどのような存在なのかについて、意見が分かれています。
そのため、ネットなどで検索をしていると、同じ用語でも使い方が違っていてワケが分からなくなってしまいます。
ここでは、代表的な世界観について紹介して行きます。
世界観1:守護霊は一人だけ説
おそらく一般的なイメージがコレです。
人間一人に対して守護霊が一人いるという世界観で、多くの場合には、過去世での親類縁者が守護霊になると言われています。
現世での霊的な目的を達成するためのガイドとしての役割を持つとされていて、さまざまな試練を人間に与える存在です。
世界観2:守護霊と背後霊(2~3人)の守護霊団説
ネットを見ていて一番多いのがこのパターンで、背後霊が2~3人いて、そのリーダーとしての守護霊が1名いるとする説です。
この説を採用する人たちの中には、複数人の守護霊を管轄するエリアマネージャーとしての存在がいると言う人たちもいます。そして、そのようなエリアマネージャーの存在を指導霊と呼びます。
ややこしいことに、他の説では指導霊とは守護霊の下の存在とされているので、分かりにくいことこの上ないです。
世界観3:守護神(守護霊)と守護霊団(大人数)説
こちらもネット上でよく目にする世界観です。
どのような説かと言うと、守護神と呼べるほど霊格の高い守護霊が存在し、高次元から人間を見守っています。
この守護神(守護霊)は、あまりにも霊格が高いため、人間が住む低次元の世界に干渉することが出来ないため、手足となって働いてくれる守護霊団を使い人間を導きます。
守護霊団のリーダーは、支配霊と呼ばれ、複数の指導霊を従えています。そして、指導霊は補助霊と呼ばれる補佐を従えています。
支配霊・指導霊・補助霊は、人間界において守護霊を名乗ることを許されているため、一般的に守護霊と呼ばれますが、本当の意味で守護霊と呼べる存在は上位の守護神だけです。
この説の場合、守護霊が入れ替わることは無いようですが、守護霊団のメンバーである背後霊たちは入れ替わりが可能なようです。
世界観4:類魂(グループ・ソウル)説
用語説明の箇所で説明した類魂(グループ・ソウル)の説明と重複してしまいますが、類魂(グループ・ソウル)と呼ばれる存在を採用する説です。
ウィキペディアによれば、類魂(グループ・ソウル)とは、
自分と一心同体ともいえるほど、よく似た霊魂が霊界には複数存在し、それらをまとめて類魂と呼ぶ。趣味、性格、嗜好、見た目など、全てが一致する霊の集団で構成されており、それ以外にも(霊格にもよるが)生前に培われた経験や記憶、磨かれた才能、感情までも共有することが出来るとマイヤーズ通信により指摘されている。
(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%9E%E9%AD%82)
とされています。
この説での守護霊は、本人の所属する類魂の霊、ないしはその類魂に関係の深い高級霊がなると考えられています。
守護霊と世界観のまとめ
(出典:ウィキペディア)
とりあえず、比較的にメジャーな世界観をいくつか提示させてもらいました。
実際にはこれよりももっとたくさんの意見があり、すべてをまとめるのはムリがあったため、代表的で分かりやすい守護霊の世界観を紹介させていただきました。
紹介した世界観を改めて見ていただくと分かるのですが、守護霊という言葉を使っていても、ものすごく霊格の高い存在とする説があったり、そもそもの役割が違うという説があったりします。
しかし、その一方で、言葉は違っていても同じような存在を指し示す言葉もあるので、大枠としての世界観はどの人もある程度共通していることが見て取れます。
スピたま的「守護霊の解釈」を紹介します!
(出典:http://girlschannel.net/topics/22725/)
これまで、一般的に言われている守護霊や背後霊、指導霊といった世界観を紹介してきましたが、ここではスピたま的な世界観を紹介したいと思います。
これから紹介する守護霊に対する解釈は、「これが絶対に正しい!」というものでは無く、「私たちが霊視した結果、世界はこういう仕組みになっているようだ」という内容です。
そのため、今後新しく分かったことがあれば、若干の修正もありえることをご了承ください。
守護霊と背後霊について
守護霊の目的は、大きく分けると2つあります。
1.人間を危険から守る
2.人間の魂の向上を目指して、人生をコーディネートする
この目的を達成するために、3人の背後霊が各人に付いていて、リーダー格を便宜上「守護霊」と呼んでいます。
稀に、霊格が高い守護神と呼べるような方が守護霊として付いている場合もありますが、守護霊という名称は上記の目的を達成するための役職のようなものだと考えています。
守護神について
他の方の世界観でも指摘があるように、私たち一人一人についている守護霊とは別に高次の存在としての守護神がいらっしゃるようです。
この方は、個々の魂の向上を目的としているのではなく、全体的なコーディネートを担当されているようです。
そのため、管轄されている人数は、100人とかのレベルでは無く、億単位の人間を管轄されているようです。
イメージとしては、守護霊がマンツーマンの直接指導なのに対して、守護神は人類全体のことを考えて行動しているという感じです。
守護霊と本人の関係について
自分にどのような守護霊が付いているのか気になる人も多いようですので、詳しくは別の記事を用意させていただきます。
基本的には、過去世でつながりのあった方が守護霊や背後霊となってそばにいらっしゃることが多いです。
魂は分裂することもあるため、過去世での自分自身が守護霊となって付いてくれる場合もあるようです。
類魂(グループ・ソウル)については、分かりません。
ソウルメイトのような存在はありますが、少なくとも類魂(グループ・ソウル)と呼ばれる存在を感じたことはありません。
ひょっとしたら、類魂(グループ・ソウル)は存在するのかもしれませんが、今のところ否定的な考えを持っています。
守護霊についてのまとめ
(出典:http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/report/?id=20100622-00002664-r25&page=2)
今回はかなりマニアックな内容になってしまいました。
おそらく、文字数も過去最長となりましたが如何だったでしょうか?
この手の話は、あまりにもいろいろな人がいろいろなことを言っているため、本当にカオスな状態になっています。
海外の文献などもありますが、キリスト教的な宗教観が色濃く反映されているモノも多く、なかなか取っつきにくいものも多いです。
しかし、このページを読んでいただければ、他のサイトや書籍を見ても大体は理解できるようになったと思います。(タブン)
守護霊については質問も多いジャンルなので、機会があれば記事を追加して行こうと思います。
追記:守護霊に関する記事を追加しました
⇒ 【守護霊診断】自分の守護霊を知る方法まとめ
⇒ 【有料】守護零との対話(3,000円)